私だけの場所。




次の日、千夏と喧嘩する前のように仲良く並んで廊下を歩いてれば大輝くんがこっちに歩いてくる。それを見た千夏が嫌そうにするも……珍しく千夏から歩み寄っていく……





「立花……ありがとう……その、居心地悪いとか言って先生に話を振ってくれたこと。」



「は?なんのこと?ってか、お前ら仲直りしたの?良かったな」



「はぁ?なにとぼけてんの!?先生匿名って言ってたけど、匿名の相手が誰かわかってんだからね!」



「はぁ?なんの事だよ。由美と仲直りしたできて頭の中パーリィーか?ん?」



「あぁん!?そーだよ、レッツパーリィーだよ!!」



なんて、言い合う2人を眺めながらも何故か大輝くんはとぼけてない。なんて、思ってしまった。そしたら誰が……なんて、考えたが、その考えも馬鹿らしくなって二人に混ざってパーリィー!!と戯れる。




「あ、そうそう。私と千夏と大輝の合言葉はタイムイズマネーだからね!」



「は?なにそれ」



なんて、不思議がる千夏に大輝がおもいだしたのか、固まって……今度は私に絡んでくる大輝。それを良しとしない千夏は大輝をコテンパにやっつけていた。





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