紡ぐ〜夫婦純愛物語〜
お義母様が、尊敬するような女性のお祖母様。早くご挨拶がしたい。

「あ、でも挨拶は明日のお昼にしたらいいわ。お義母さん、今日はもう部屋でお休みになるだろうしね。お義母さんも早くあなたとお話がしたいと言ってたわよ。」

「わかりました、では明日のお昼にご挨拶に行きますね。」

「ええ、その時また声をかけて頂戴。お義母さんの部屋まで案内するわ。じゃあ、私もそろそろ行くわね。今日はもう、お風呂に入ってお休みになったらいいわ。お湯は女中がわかしてくれていて、優作も今入ってるでしょうから。」

そう言うと、お義母様は部屋を出ていった。
 
一人になった部屋で私は、宴会の時にお色直しで着ていた振り袖を脱ぎ普段着ている着物に着替えた。

着替え終わるとフゥと一息ついき仰向けに倒れ込んだ。

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