闇の外側

美優の言葉に4人は驚きを隠せなかった。
(((···昨日会ったばかりの女に心を読まれるなんて))))
そして核心をつく言葉。
言い返す気も出てこない。

美優はそんな4人を見てさらに一言。
｢隼人。私を姫にしたいのはあなただけ。4人の顔見てみ？私の言った事が正しいみたいよ？
それに、あたなも私の事を完全に認めてる訳じゃないでしょう。あいにく私はこんな女だから。
姫になるような女じゃない。私も姫になる気ないし。そういう事だから、もう私に近づかないで。｣

美優はそう言うと立ち上がり部屋を出ようとした。

その時、美優の腕を斗真が掴んだ。
｢俺は、·····少しは認めてやる｣
と言った。
美優｢は？あんた何言ってんの？私はあんたの嫌いな女なの。それにこんな得体の知れない女なんか関わらない方がいい｣

すると、
一颯｢みったんっっっ｣
そう言って、急に一颯が抱きついてきた。
一颯｢僕も認めるっみったん僕達のお姫様になって！｣
遥輝｢ごめんな！美優、俺もお前の事認めるよ！｣
玲於｢美優ちゃん、私もあなたのこと知りたくなりました。姫になってください。｣

と4人が姫になるように美優に言った。