闇の外側
美優がそう言うと、倉庫がまた静まり返った。
しかし、それはほんの一瞬で。

((((((パチパチパチ!!))))))
直ぐに大きな下っ端達の拍手が倉庫に響いた。
皆嬉しそうな表情で拍手していた。
中には泣きながら拍手している人もいる。

美優が戸惑っていると、

「美優さん最高ですっ!!」
「俺達と同じ目線で話してくれて感動っス!!」
「美優さん俺らの姫になってください」
「俺達命懸けで美優さんの事守りますっ!!」

と下っ端たちが叫んだ。

それを聞いて美優はすごく驚いていた。
状況が理解出来ていないようだ。

それを2階から見ていた幹部達は満足そうな顔をしていた。
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