隠れ蓑〜Another story〜
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改めて、、先輩が与える影響力を凄さには敵わないと思った。
あんなに冷たくて他人に興味がなかった〝クールビューティー〟が先輩と過ごすようになって柔らかい雰囲気を出して手を差し伸べてくれるようになった。
社内1のモテ男、残酷な〝プレイボーイ〟と称された男は、先輩に愛されて本物の笑顔を見せるようになった。
そして人生を舐め腐ってた〝見た目しか取り柄が無かった〟私は、、、必要とされる人間に少しだけなれたのかな。
〝貴方は私の憧れの人です〟
貴方に本気で怒られて、守られて、惹かれて、追いかけて、必死に走ってきたこの時間は私にとって、、かけがえのない時間でした。
でもまだまだ、追いかけてもいいですか、、?
せめて手を伸ばせば届くくらいに、貴方に近づきたいんです。
だからもう少しだけ
私の隣で輝き続けて下さい。
私も早く貴方に追いつきたいから、、。
end。