恋愛初心者です、お手柔らかに?
長い片思い
3ヶ月前
「浜田さん、これ、発注ミスよ。何回やったら覚えるの?」
「す、すみません!見直ししたんですけど」
頭を下げる2年目の浜田愛美に私は容赦なく続けた。
「あのね、私が気付いたからよかったけど、単位数が違うって事、会社にも損害を与えるのよ。しっかり見直ししてから発注かけなさいっ」
発注書を投げるように浜田愛美に手渡した。
「まぁまぁ、永山。それぐらいにして、浜田さんも今度は間違えないようにね」
間に入った山中課長にイラっとした私。
何よ、私が新人の頃、すごい勢いで怒られたけど?ギロっと課長を睨むとそれが分かったのか、黙って自分の席に戻っていった。
後ろでは、他の女子社員が、浜田愛美を慰めていた。
「今日もひどいわね、永山さん。年増のヒステリーって嫌よね。愛美、大丈夫だからね」
「うん。っ、ありがと。大丈夫」
…っ、ほんとイライラする。
私が新人の頃なんて…
「どうしたんっすか?永山さん」
「ん?あ、齋藤君。お疲れ様。どうだった?」
「完璧っすよ。契約取ってきました。また書類お願いしていいですか?」
「やったじゃない。おめでとう。任せて、いつまでにすればいい?」
4つ下の後輩、齋藤君が営業先から戻ってきていた。
後輩…そして、私の片思いの人。
「浜田さん、これ、発注ミスよ。何回やったら覚えるの?」
「す、すみません!見直ししたんですけど」
頭を下げる2年目の浜田愛美に私は容赦なく続けた。
「あのね、私が気付いたからよかったけど、単位数が違うって事、会社にも損害を与えるのよ。しっかり見直ししてから発注かけなさいっ」
発注書を投げるように浜田愛美に手渡した。
「まぁまぁ、永山。それぐらいにして、浜田さんも今度は間違えないようにね」
間に入った山中課長にイラっとした私。
何よ、私が新人の頃、すごい勢いで怒られたけど?ギロっと課長を睨むとそれが分かったのか、黙って自分の席に戻っていった。
後ろでは、他の女子社員が、浜田愛美を慰めていた。
「今日もひどいわね、永山さん。年増のヒステリーって嫌よね。愛美、大丈夫だからね」
「うん。っ、ありがと。大丈夫」
…っ、ほんとイライラする。
私が新人の頃なんて…
「どうしたんっすか?永山さん」
「ん?あ、齋藤君。お疲れ様。どうだった?」
「完璧っすよ。契約取ってきました。また書類お願いしていいですか?」
「やったじゃない。おめでとう。任せて、いつまでにすればいい?」
4つ下の後輩、齋藤君が営業先から戻ってきていた。
後輩…そして、私の片思いの人。