恋愛初心者です、お手柔らかに?
片思いの終了?
「じゃ、またね。今日はご馳走さまでした。ありがとね、涼子。広樹さんも突然お邪魔しちゃって、すみませんでした」
少し話をして帰るつもりが、晩御飯も食べて行って下さいと、涼子から言われてしまい、結局ご馳走になった私達。
「何言ってるんですか。今日はそのつもりだったんですから。それに、絢さん。やっと涼子って呼んでくれましたね。ふふっ、いい報告待ってますね」
「え、報告って?」
「また来て下さいね、絢さん。悠を誘う必要はないんで、いつでもいいので、涼子の相手してやって下さい」
「なっ、広樹、何言ってんだよ」
何かを言おうとした齋藤君を押さえつけた広樹さん。そして何かを齋藤君に言った。それを聞いた瞬間、齋藤君の顔が真っ赤になるのが分かったけれど、何を言ったのか、私に聞こえるはずもなく、ぼんやりと眺めいていた。
その間に、涼子が2人を見ながら、また私に耳打ちしてきた。
「早めに告白するんですよ?相談ならいつでもOKですから!」
「…っ」
何も言い返せず、私も齋藤君みたく顔を赤くしていたと思う。対照的な笑顔の2人から見送られた私達は、駅に向かって歩いていた。
何を話したらいいのか、私も齋藤君も黙ったままで歩いていた。
少し話をして帰るつもりが、晩御飯も食べて行って下さいと、涼子から言われてしまい、結局ご馳走になった私達。
「何言ってるんですか。今日はそのつもりだったんですから。それに、絢さん。やっと涼子って呼んでくれましたね。ふふっ、いい報告待ってますね」
「え、報告って?」
「また来て下さいね、絢さん。悠を誘う必要はないんで、いつでもいいので、涼子の相手してやって下さい」
「なっ、広樹、何言ってんだよ」
何かを言おうとした齋藤君を押さえつけた広樹さん。そして何かを齋藤君に言った。それを聞いた瞬間、齋藤君の顔が真っ赤になるのが分かったけれど、何を言ったのか、私に聞こえるはずもなく、ぼんやりと眺めいていた。
その間に、涼子が2人を見ながら、また私に耳打ちしてきた。
「早めに告白するんですよ?相談ならいつでもOKですから!」
「…っ」
何も言い返せず、私も齋藤君みたく顔を赤くしていたと思う。対照的な笑顔の2人から見送られた私達は、駅に向かって歩いていた。
何を話したらいいのか、私も齋藤君も黙ったままで歩いていた。