捕まえました。
私の耳元で、鼻につく声を効かせて囁いた。

この瞬間、彼の事は絶対なる悪者に確定した。




近寄るな、危険。

そんな言葉が私の脳裏をよぎった。

それは、きっと甘い蜜の匂いをした罠なんだと。
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