アマゾネス四姉妹
当然友美はとっくに処女を喪失している。見た目は清純派なのにも関わらず、しっかり場数を踏んでいるのが友美だ。
妹たちも、友美に倣って、場数を踏んできたのか、それは親愛なる姉の友美でも分からない。しかし、目つきや雰囲気を見れば処女かは分かるようだ。場数を踏んでいるかは分からぬが、妹三人が処女ではないのは確かだ。
男を手玉にとるような世の中に変えたのも、女性総理大臣と女性大統領のおかげなのである。この物語は女尊男卑を描いた物語である。
ヒラリーや百合子を崇拝するアマゾネス四姉妹。
「わたしたちがデモをやって、百合子様やヒラリー様を大統領や総理大臣に変えたのよね」
「あの方を立てるように出来ただけでも素晴らしいわ」
「男に復讐することこそが生き甲斐なのよ」
ところで、この四人は男のどこらへんに恨みを抱いているのだろうか。
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