不思議の国のティーパーティー



昼下がりの午後。



外では運良く太陽が顔を出していた。



「この時間は女王様はアフタヌーンティーを始めたばかり。今なら抜け出しても大丈夫です」



悪戯に笑いながらアオイが言う。




「側近の台詞かしらそれは」



「たまにはこういう日も良いでしょう」




2人顔を合わせて笑った。




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