銘柄
あとがき





初めましてこんにちは、こんばんは。著者の疼木と申します。

本作は私にとって稀に見るシリアス展開の数々で、途中で詰まってしまって進まなくて大変でした。


なにより、主人公の葵の心情が揺れに揺れてブレまくりな訳で。

さあ続きを書こうと意気込んだときに、あまりの支離滅裂具合に本気で頭を抱える始末。



最終章から作風が変わりに変わっているのには目を瞑って下さると幸いです。

本作で学びました。後回しにしたら駄目だと。



そして本書は、私が書く他のものに比べて驚くほどスローな時間が流れていた気がします。

舞台は公園。頼みの綱は葵と和也の心理描写。


ストーリー的な展開が少ないぶん、彼らのやり取りを表現することがとても大切だと感じていたのですが。

果たしてそれを私が成し得たかと問われると……些か、返答に詰まります。





著者の私にとっても、沢山のものを学んだ作品になりました。

想像も付かないほど沢山の小説がある中で、本書を見付け最後までお付き合い下さった全ての方に感謝を申し上げます。

スターポチリも有難う御座います。全て宝物です。



また何処かでお逢いできますよう、お祈り申し上げます。






疼木沙紀



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