星屑の涙
宇宙軍港ターミナルS-1LG銀河はKFT端末でアスハにFK(フォログラム)回線を開いていた。
KFT端末は全身がフログラムとして目の前に写し出されていて直接あっている見たいに会話ができるシステムでできている。
「由利亜、アスハは元気か」
銀河の持つKFT端末には赤毛の永いロン毛に赤い唇をした絶世の美女が映る。
「なんだ由梨花、今日は女性らしく美人だけど」
「銀河いちおう私、同一性障害だけど、アスハの事を考えているんだけど」
「あぁーごめん、頭が回らなくて、ところでアスハの顔見せてくれよ」
アスハは理由はわからないけど銀河と由梨花の一度のアヤマチで生まれた子でだ。
由梨花はアスハを両腕で抱き抱えると銀河持っているKFT端末に写し出される。
そして、銀河の目に映るまだ小さな赤ん坊はピンク色の癖毛をした瞳の大きい子で癖毛の方はどうやらアスハの父親の遺伝らしい。
「アスハ、ごめんなー父さん一年ほど帰ってこれないけど一年後にたくさんお土産買って帰ってくるからな」
「銀河、あまり無理しないでよアスハが物心ついた頃でいいから、思い出いっぱい作りたいからな」
「あーぁ、分かってる、心配かけて悪いな」
そして、二人の会話がしばらく続いた後、銀河の搭乗する宇宙船のアナウンスが流れる。

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