キミの恋に溺れさせて


「じゃあねー……1つ、指名された人は何でも話を聞く。ってことでどう?」


「おー、良さそうっ」


「ふーん……」



私は一歩後ろに下がった


千がおきたら、私が困るようなことしかしないから



「じゃああたしからっ。おーい、千くーん!」



まりなちゃんは千の耳のそばで呼びかけた



「………」



千はびくともしない



「そんじゃあオレの番っ。そーれっ!」



バシーンッ!!

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