ふたりきり宣言!「残業、休日出勤引き受けません」
クスクスと笑いながら、西さんは西さんで…
「クリスマスやバレンタイン前後も志田さんに休日出勤や残業押し付けて、その言い草はないですよね?
部長はヤケにイライラしてますが、彼氏に振られちゃいました?」
と威圧感たっぷりに返答する。
バチバチと火花が飛ぶ中、誰もこちらを見ずに我関せず…とカチャカチャとキーボード音が響く。
西さんも何故、そんな事を言っちゃうのかな…大人しくしていれば目を付けられる事もなかったのに。
「と、とにかく!仕事中の終わらない人は残業よ!志田さん、浮かれ気分で居ないで早く進めなさい!」
「は、はいぃ…」
西さんが問いかけた部分には触れずに私に矛先を向けて来たので、彼氏に振られたのは図星かもしれない。
仕事がどうこうよりも、ホワイトデーに一緒に過ごすはずだった彼氏に振られてしまい、悲しみとイライラが募っていたせいか、感情が爆発してしまったのだと私なりに解釈してしまう。
「…部長、志田さんは俺の彼女ですから…手伝って早く帰らせますから!」
「……えー!マジですか?」
「いつからー!?」
部長に向けて西さんが断言してしまい、カチャカチャと成り続けていたキーボード音が響かなくなる。
「クリスマスやバレンタイン前後も志田さんに休日出勤や残業押し付けて、その言い草はないですよね?
部長はヤケにイライラしてますが、彼氏に振られちゃいました?」
と威圧感たっぷりに返答する。
バチバチと火花が飛ぶ中、誰もこちらを見ずに我関せず…とカチャカチャとキーボード音が響く。
西さんも何故、そんな事を言っちゃうのかな…大人しくしていれば目を付けられる事もなかったのに。
「と、とにかく!仕事中の終わらない人は残業よ!志田さん、浮かれ気分で居ないで早く進めなさい!」
「は、はいぃ…」
西さんが問いかけた部分には触れずに私に矛先を向けて来たので、彼氏に振られたのは図星かもしれない。
仕事がどうこうよりも、ホワイトデーに一緒に過ごすはずだった彼氏に振られてしまい、悲しみとイライラが募っていたせいか、感情が爆発してしまったのだと私なりに解釈してしまう。
「…部長、志田さんは俺の彼女ですから…手伝って早く帰らせますから!」
「……えー!マジですか?」
「いつからー!?」
部長に向けて西さんが断言してしまい、カチャカチャと成り続けていたキーボード音が響かなくなる。