人間消去サイト2
「へぇ、隣町から。」
「はい!実は、お母さんがこの町に入院しててその帰りにケーキ屋に行こうってなったんです。」
「あ、赤だ。」
俺たちは、信号の所で止まった。
ハァ、信号変わんねーなー。早くしろよ。全く。
「あ、お兄さん!なんか付いてますよ?」
「本当か?」
「取ってあげますね~。」
そして、2人は俺の背中に付いたゴミを取ろうとした・・・・・
その時。
「せーのっ!」
ドンッ
「は?」
背中を思いっきり押され、バランスを崩した俺は道路に飛び出した。
キィィィィィィィィィィィ!!
けたたましいブレーキ音が鳴ったと思ったら、俺はトラックに轢かれて死んだ。