人間消去サイト2
「うぅ・・・・・・う、うぅ。」
何で。
何で私ばっかりこんなことになるの?
蹴られて、叩かれて。
毎日毎日、こんなに苦しい想いをしてるのに。
誰も助けてくれない。
こんな人生ヤダ。
(何で、お母さんはこんなことするんだろ?お母さん・・・・ううん。アイツなんていなくなればいいのに・・・・!!)
許せない!!
「本当にそう思ってる?」
え?誰?
そこには、小学生くらいの小さな女の子が立っていた。
「え!?だ、誰?っていうか、どこから出てきて!」
「しー!大きい声出したらお母さん来ちゃうよー!」
ヤバっ!
「ご、ごめんね。あの・・・あなたは?」
「あ!申し遅れました!私、『人間消去サイト』の第二管理人、来美未夢です!」