人間消去サイト2
亜美side
亜美side
『昨日未明、〇〇県✕✕市の住宅アパートで男性が血まみれの状態で殺害されているのを近隣住民により発見されました。
死亡したのは、ホストクラブに勤務していた安藤 大輔さん26歳で警察は殺人事件として捜査を進めています。』
私は、朝ごはんを食べながらニュースを観ていた。
あの後、私はなぜか自分の部屋にいた。
どんな経緯でいたのかは分からない。
お母さんは、次の日から行方不明になっていた。
今は、遠い親戚の人と一緒に暮らしている。
着替えをし、玄関に行く。
「亜美ちゃん。忘れ物はない?」
ミドリさんが声をかける。
とても優しい人で私は、幸せだった。
「大丈夫です!いってきます!」
玄関の扉を開くと、そこには綺麗な水色の空が広がっていた。