その視界を彩るもの
あとがき


お久し振りの方も初めましての方も、お世話になっております。疼木でございます。

ここまで読み進めてくださった方には本当に頭が上がりません。

いつも色々と爆発させてすみません。そしてグロテスクな描写を入れてしまってすみません。




この「その視界を彩るもの」という作品は、本来は次に控えるメインの長編のスピンオフとして先駆けて作成したものでした。

中編まで進めば万々歳かな?と思っていたところ、文字数をカウントすれば普通に長編に組み込まれるものに…。
そのぶん作中では初ちゃんに沢山辛い思いをさせてしまいました。

今までの私の書く物語の中では、前例がないんじゃないかというほどダークな展開で。
学生時代、所謂アングラなものにちょっとだけ惹かれている時なら良かったんです。

年齢を重ねるごとに、世の中そんなにキレイでスカッと爽快なものばかりじゃないことを知りました。
そして「キレイ」一色の物語では終われなくなってしまった。

この物語は、そんな私自身が社会でもがく未熟な姿を反映したものでもあります。




暗い話ばかりするのも嫌なので、閑話休題。

恐らくこんなことを此処で書いていると知れば怒られること必至なのですが、イサゾーは私の親友であり愛すべきオネエ男子である彼にイメージモデルを務めていただきました。

「アンタその立派なツケマ今すぐ剥ぎ取ってあげましょうか」…これは私が彼に直接言われた台詞です。(笑)

何はともあれ、滞りなくウイやイサゾーが動いてくれたのは間違いなく彼のお陰なのでした。本当に有難う(深々)




そして私の拙い物語をこうして最後まで見てくださった貴女様や貴方様へ。
とびっきりの感謝と愛を申し上げます。




また、何処かで。






疼木沙紀



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