恐怖と愛
 翌日
朝、起きて着替えた。
父親と顔を会わせると殴られたりするため、用がないときは自分の部屋に閉じこもってる。

 父親が会社に行ったことを確認して麗美と駅で待ち合わせして色んな店を回った。
服を買ったり食事したりツーショット写真したりした。
やることがなくなったので、麗美の家にお邪魔した。
麗美が私の顔をずっと見ていたので聞いてみた。

 「どうしたの?」

 「その目って…父親がやったの…?」

 私は…ここで嘘をつこうとしたが…
私はすぐに顔に出るので辞めた。

「うん…。そうだよ!」

「そっかー。」

それ以上は麗美も言わなかったが少しでも私を元気付けるために化粧を
教えて貰った。


私が帰ろうとしたとき少し心配したような顔をした。
「大丈夫だよ!」
笑顔で言った。

 「独りで抱え込まない様にね…。
何かあったらすぐに言ってね。
後、男が欲しかったら紹介してあげるから。」

 「ありがとう!
私も今日は楽しかったよ。
また時間があったら遊ぼう!じゃーね」

そうやって言い私は麗美の家を後にした。


取り敢えず今日は久しぶりに遊んだため疲れたから素直に家に帰った。
そしたら見覚えがない靴があった。

違う部屋から女性の声が聞こえた。
「あっ、あん…」

女の喘ぎ声が聞こえたので私は父親にバレずに静かに自分の部屋に戻った。
私は…そろそろ限界だった。

取り敢えず、学校だけは行かないといけなかったので明日には行くことを決心した。
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