恐怖と愛
 凄く毎日が楽しかった。

家に帰ることもなく1ヵ月が過ぎていった。


バイトも学校も上手くやっていた。

問題もなく。

ある日バイトの子、4、5人でドライブに行った。

その日はバーベーキューして海で遊んだ!

凄く楽しかった。


バイトの岩丸君に声を掛けられた。

最近、明るくなったことや生き生きしてること。

そして告白された。


岩丸君は私の家庭環境も知らないし…

恵まれた家庭だからって思って断った。


私は今でも生まれてきては、いけなかった人間だって思ってる。


麗美たちがいるだけで私は凄く幸せだった。


先輩のことは忘れたわけではない。

今でも好き。

けど、付き合えないから心の中でそっとしまっておいた。


ある日、事件はおきた。
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