恐怖と愛
その事件とは私がバイトしてるのが父親にバレタことだった。

何でバレタかは分からないけど…
バレテしまい私がバイト終わるまで向かいにあるコンビ二のところ車の中で待っていた。
私はどうしたらいいのか、分からなくてどうしようと悩んでいた。
このまま一人で出れば必ず捕まることは分かっていた。

店長に相談したらバイトの岩丸君に送って貰うことになった。
だが、周りにも迷惑かけれなくて駅で降ろしてもらうように伝えたが
彼は駅に寄らなかった。
喫茶店に寄った。

とりあえず、店の中に入ってコーヒーを頼みタバコを2人で吸い始めた。
今までのことを全て話した。

驚いた顔をしていた。
リスカの傷を見せた。

「もぅやるな!」
そうやって言ってコーヒーだけ飲んで店を出た。

やっぱり喫茶店の駐車場に父親の車があった。
しかも、たまたま父親と顔を合わせた瞬間、過呼吸してしまった。
私は岩丸君の車に急いで乗り込んだ。

私はどうすればいいのか分からなくなって
泣き出してしまった。

とりあえず、岩丸くんは急いで車出してくれてるため手を握ることしかできないけどって…。
凄くおちつく。
凄く自分が情けないと思った。



取り合えず、車を動かして貰ったがずっと後ろから父親の車がついてきたので、
高速に乗った。
流石についてくることは無かった。

県外まで行ってしまい、このまま海に行き夜も遅かったのでホテルに泊まった。
ホテルでもラブホだけどね。

岩丸君は私にキスだけして寝た。



翌日、起きたら岩丸君は起きていた。
私は携帯見たら麗美から電話入っていたので電話した。
凄く泣きそうな声だった。
事情を話したら理解もしてくれた。

今日のバイトに皆、集まって私のことで会議することになった。


私は本当に周りに迷惑を掛けてると思った。
だから死にたいって思った。

ホテルの人に連絡を入れ外に出た。

海まで近かったため浜辺に行き
そのまま私は海に飛び降りた。


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