恐怖と愛
 猫は何故か私の後について来ていた。

私はもぅ死んでもいいって思った。

体が光り始めた。

 猫が喋り始めた。

「お前、今、死にたいって思ったにゃん。

だから勝手に体が光ったのにゃん。

ここの世界は死の世界にゃん。

けど、お前さんはまだ、死んでもないにゃん。

現実に行けば…生きれるにゃん。

生きたいか死にたいかは、お前さんしだいにゃん。」


「じゃぁ、由美姉ちゃんは私のことを迎えに来たの?」

私は震える声で言った。

いきなり過ぎてありえなかった。

「そうだと思うにゃん。

けど突然消えたってことは、お前さんにもっと生きて欲しいって意味ではないかにゃん。」

そんなことを伝えられたら凄く大泣きしてしまった。


でも私はなんでここの世界にいるのか分からない。

記憶がなかった。

猫は「ついてくるにゃん」って言われたのでついていった。


そうしたら綺麗な湖に来た。

「ここに水の中に右手を入れるにゃん。」

私はだまったまま手を入れた。

そうしたら、誰かにひっぱられたまんま、水の中に入った。

何がおこったのか分からなかった。

猫もちゃんと私の隣について来ていた。

辿りついたのは、扉の前だった。

私はとりあえず、ノックをした。


そうしたら聞き覚えがある声がしたので、急いで入ったら由美姉ちゃんがいた。

私は抱き着いた…。

何で私の前で消えたのか不思議だったので聞いてみた。


 「そうだね…。

由衣は何でここにいるのか分からないだよね?」


私は頷いた。


「じゃぁ、ここの鏡の前に来て、椅子に座って。

リラックスしておいてね。」


 由美姉ちゃんは鏡にこうやって言った。

「由衣の現実の世界と今までの出来事を教えて。」

鏡は光始めた。

そうしたら、ベッドの上には私が寝ていた。

そこには男が2人と女1人がいた。

名前が覚えだせない。

画面が切り替わり母親と父親の姿があった。

仲良く遊んでるが高校に入ったとき暴力をし始めた。

私は少しずつ思い出してきた。

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