恐怖と愛
 授業も終わり急いで部活の準備をし先輩たちがグループ分けの発表をしてくれた。

勇気先輩とスマッシュの練習をした。

勇気先輩が高く打ってくるから、それに対してスマッシュを打つ練習だった。

先輩がバドミントンは上手い。

「相手はどこに打つか分からない。
もっとシャトルと相手の動きを見て足の運びをもっと素早くに!!」

「はいっ!」

私は20球もスマッシュを打った。

もちろんスマッシュだけではなくリレーになったりもした。
やっぱり凄く楽しい。

こんな日が毎日、続いたらいいのにと思った。


部活も終わり着替えたら5時半になった。

友美先輩と勇気先輩と同じバスなので一緒に帰った。

行きは会わないことが多いが帰りは良く一緒に帰ることが多い。

村田先輩とは同じバス停のため一緒に降りた。

勇気先輩の話題に入った。
この間、クラスの子に告白されたらしいけど、振ったらしい。

その話を聞いた、私はショックを受けた。

けど振ったなら少し安心した。

そんなことを話していたらあっと言う間に自分の家の前に着いてしまった。


携帯みたら…後、1分で6時だった。
家で凄い物音をしていた。

友美先輩が心配してくれた。
「大丈夫?」と声も掛けてくれた。

私は笑顔で「平気です。」

「何かあったら言ってね」

「はい、ありがとうございます!」
お礼を言っておそろ おそろと家の中に入って玄関を閉めた鍵をかけたとたん
どんっと目のところにものがあたった。
父が投げた物が右目に。
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