恐怖と愛


あなりにも苦しくて病室内で倒れてしまった。

目が覚めたときはベッドの上で点滴と酸素マスク。

店長と岩丸君と麗美がいた。

「大丈夫か!」

「由衣、大丈夫…。

来たら倒れていたから。」

麗美は泣いていた。

「とりあえず、先生呼んでくるから皆はここにいなさい。」

店長はそうやって言っていた。

けどいつもの店長となんか雰囲気が違った。

なんか、あったのかなって思った。

先生が来て、酸素マスクは外した。

血圧も安定してるから問題ないらしい。

とりあえず今は点滴で発作を抑えてるみたいで今は無理禁物。
しかも入院っていうだけあってストレスもあまりためてもいけないみたい。
心臓移植をしないと短いと思うってことだった。

父親に暴力を受けていたところも一応、一通り検査は前にしたが後遺症とかもあるから定期的に検査をするらしい。

私は入院生活も飽きてきたので退院したいが今後のことがまだ決まってないから
決められないらしい。


麗美たちはとりあえず帰った。


 2日後、麗美と岩丸君、勇気先輩が来た。

凄い、楽しい会話もしていた頃にまた母親が現れた。

私はまた苦しくなってきて過呼吸になった。

たまたま麗美たちがいたから良かった。


「由衣、病院代は払っておいたからね。

また退院が決まったらまた来るね。

バイバーイ」


私は恐ろしかった。

震えも止まらない。

また苦しくなったが麗美が抱きしめてくれた。

周りからは私を見せないように…皆、抱きしめてくれた…。

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