恐怖と愛
　今日は由衣が来てないため、話を伺うことは出来ないがまた来たときに伺うらしい。

　本当は俺らだけで解決したかったが、まだ未成年ってこともあり出来なかった。

だから先生に相談した。

けどこれからの動きを慎重にやっていかないと…

由衣に命が危ない場合があるので、これからのことは先生と相談しながら俺たちに出来ることをやっていくだけだ。


　話も終わり、部活もやって今日は素直に自分の家に帰った。



　由衣が学校に来たのは先生に相談して2日後だった。
　まだ眼帯していた。
　

　昼食の時間、由衣が俺の教室に来た。

そしていきなり、頭を下げてきた。何事が起きたのか一瞬、分からなくなった。

　「すいません。当分の間、部活…休ませて貰います。」


　「あれだったら見学でもいいだよ？」


　家にいても辛い思いするなら部活で気分を紛らさせようと思った。


　「今日は用事があるので、また今度させて頂きます。」


　「そっか…。また来いよ。何かあったら言えよ。」


　「はい…。ありがとうございます。」
　
　いつもの明るさは全然、なかった。

　今日は本当に暗かった。

　辛そうに見えた。

　今日は用事があると言っていた…。

　取り敢えず、今日、部活に行く前に由衣の担任の先生と俺の担任の先生と話さないといけない。

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