そして私は行間の貴方に恋をした
「早い!早いですよ!」

「どうせそのパーティーに出席しろってんだろ?めんどくせぇからパス」

「その娘さんってゆうのが先生の【タンポポ】の大ファンらしいんですよ。親御さんが色々影響力がある方なので会社的に行ってもらわないと困るんです!お願いします先生!」

作家と言えど、ただ書くだけで金が入るわけではない。出版社を始めとする様々な社会の歯車があって、その助力を得て収入があるのだ。つまりは出版社の意向は無下にも出来ないとゆうことだ。

「あぁ、めんどくせぇ・・んで、どこのお嬢様だよ?」

「柿崎グループの社長の娘さんです。先生も柿崎グループはご存知ですよね?」

「ああ、流石に知ってる。日本のトップ企業だろ」

ん?

柿崎?

どこかで・・


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