見上げる空は、ただ蒼く
「どう、して......?私のこと、ちゃんと
責めてよ。今回は私が悪いから。」
視界が眩む。
私のせいで、結乃は。
「いや、葉音のせいじゃないよ。これは
俺と結乃、双方の両親が問題だから。
葉音が悪いんじゃない。隠してた俺と
俺たちを物扱いした親に責任がある。」
「私はっ!奏は悪くないと思うよ。
奏はいつも結乃のために頑張ってて
結乃が危険に晒されたら必ず助けてる。
本当にすごい。結乃と奏は、言わずと
知れた最高の幼馴染みなの。」
そうだ。
2人は最高の幼馴染み。
信頼関係は誰よりも強いはずだ。
「ありがとな、葉音。」
「ううん、こちらこそありがと。
結乃が目覚めたらちゃんと自分の想い
伝えなよ?結乃は可愛いんだから
他の男に盗られちゃうかも。」
からかうと、彼は不敵な笑みで
自信があるように言う。
「俺を誰だと思ってんの。好きな子を
渡すような奴じゃねーから、俺は。」
責めてよ。今回は私が悪いから。」
視界が眩む。
私のせいで、結乃は。
「いや、葉音のせいじゃないよ。これは
俺と結乃、双方の両親が問題だから。
葉音が悪いんじゃない。隠してた俺と
俺たちを物扱いした親に責任がある。」
「私はっ!奏は悪くないと思うよ。
奏はいつも結乃のために頑張ってて
結乃が危険に晒されたら必ず助けてる。
本当にすごい。結乃と奏は、言わずと
知れた最高の幼馴染みなの。」
そうだ。
2人は最高の幼馴染み。
信頼関係は誰よりも強いはずだ。
「ありがとな、葉音。」
「ううん、こちらこそありがと。
結乃が目覚めたらちゃんと自分の想い
伝えなよ?結乃は可愛いんだから
他の男に盗られちゃうかも。」
からかうと、彼は不敵な笑みで
自信があるように言う。
「俺を誰だと思ってんの。好きな子を
渡すような奴じゃねーから、俺は。」