見上げる空は、ただ蒼く
「.........っ!」
頭が痛い。
ガラスの割れるような音を
聞いて、私は目を覚ました。
さっきのは......夢?
悶々と考えながら周りを
ぐるりと見渡すと、そこは
病院の一室だった。
私の左腕には包帯がぐるぐる
巻いてあって、僅かな隙間から
点滴が伸びている。
スマホを取り出してアプリを
開こうとしたとき、
私はある異変に気づいた。
日付がおかしい。
私が倒れた日付から、何故か
1ヶ月も経ってしまっている。
私って、もしかしかすると。
ずっと眠っていた?
『出来損ないの癖に!』
凜の言葉とお母さんの
言葉がぴたりと重なる。
やめて...やめて......!!
「やめてっ!」
身体の震えが止まらなくなって、
シーツを頭から被ったまま
私は泣き叫んだ。
その声を聞いて、看護師さんが
私のもとに集まってくる。
頭が痛い。
ガラスの割れるような音を
聞いて、私は目を覚ました。
さっきのは......夢?
悶々と考えながら周りを
ぐるりと見渡すと、そこは
病院の一室だった。
私の左腕には包帯がぐるぐる
巻いてあって、僅かな隙間から
点滴が伸びている。
スマホを取り出してアプリを
開こうとしたとき、
私はある異変に気づいた。
日付がおかしい。
私が倒れた日付から、何故か
1ヶ月も経ってしまっている。
私って、もしかしかすると。
ずっと眠っていた?
『出来損ないの癖に!』
凜の言葉とお母さんの
言葉がぴたりと重なる。
やめて...やめて......!!
「やめてっ!」
身体の震えが止まらなくなって、
シーツを頭から被ったまま
私は泣き叫んだ。
その声を聞いて、看護師さんが
私のもとに集まってくる。