恋愛スイーツ

七海side




「ねえ〜七海。」




と葉月に言われ




「ん〜なに??」




と聞くと




「あたしと風早先輩って


アリだと思う??」





といきなり聞いてきた





ちなみに今は、グラウンドの側にある倉庫の中で
サッカーボールを磨いている




ドアは開けっ放しなので、先輩や奏たちが
サッカーをしている姿は
遠目だが見えている




「なんでいきなり?!」




と少し驚きながら、葉月に聞くと





「一目惚れしたの♪


先輩、もろあたしのタイプだし


彼女いるのかな〜」




と囁く葉月は、もうすでに
恋する乙女モードだ




「ん〜っ…どうかな


あたし中学一緒だったけどね、先輩って………」





「何??気になるから!


続き言ってよー!」




と葉月が言うので





「うん、なんかね……



恋多き男?みたいなね……



うん、そう……だから…」





あ〜何て言ったらいいんだろう




本当のこと言ったら
葉月傷ついちゃうかもしれないし……





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