千年愛歌
「春すぎて 夏木にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」
「持統天皇の歌ですね!」
かぐやさんが、頰を赤くして笑う。いつも微笑んでいるけど、たまに見せてくれる笑顔……。あれ?何で俺この笑顔が初めてじゃないって知ってるんだ?
高嶺の花の人と話し、俺の胸に不思議な感覚が残った。
百人一首を少しでも覚えよう!なぜかそう決意した。
「持統天皇の歌ですね!」
かぐやさんが、頰を赤くして笑う。いつも微笑んでいるけど、たまに見せてくれる笑顔……。あれ?何で俺この笑顔が初めてじゃないって知ってるんだ?
高嶺の花の人と話し、俺の胸に不思議な感覚が残った。
百人一首を少しでも覚えよう!なぜかそう決意した。