Reality~偽りの歌姫~《完》
その言葉に、麗は少しだけ俺のほうに顔を向けた。

「悪ふざけが過ぎた……本当にすまなかった」



「俺は……怒ってるわけじゃないけど」

言葉を探して、床に視線を落とす麗。



「男どうしでそういうことする趣味ないから……」
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