Reality~偽りの歌姫~《完》
寮の外に出ると、柱の陰にうずくまっている二人が見えた。

麗と、新人の小さな女の子。

さっきの物音に、この二人が関係しているのだろうか。



「何かあったのか?」

俺は二人のもとへ歩き出した。
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