Reality~偽りの歌姫~《完》
「遼……」

まだ慣れていないのか、恥ずかしそうな顔をする。

大人しくなった麗の髪を撫でながら言った。

「俺が着てほしいって言っても……着てくれないのか?」



「でも……」

麗は困った顔で口ごもってしまった。
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