Reality~偽りの歌姫~《完》
「Streamの打ち上げだ。
お前は関係ないだろ」

俺の言葉をちゃんと聞いているのかわからないが……

自分の家のようにズカズカ入り込むと、テーブルの前で腰をおろした。

「ほとんどみんなと知り合いじゃん。
一人だけ知らない子いるけど……」



「最近、入ったんでしょ?新しい子……まだ会ったことないけどさ」

テーブルに残された缶を物色するジュリア。



「麗のことか……?」
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