Reality~偽りの歌姫~《完》
「だったら……証拠見せてよ」

俺の腕にしがみつくジュリア。

こいつを抱いたのは一度だけ

酒に酔っていた俺は、その時の記憶がない。



「遼……抱いて」

ジュリアは俺の胸に頬をつけ、ゆっくりと背中に手を回した。
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