もののけ姫に愛されて。。―番外編―
「っえ…?」
《何故、笑う~?》
吹き出した…と、同時に。。笑いだした律…
「後ろに目って、ある訳ないじゃん?」
「…あ。。」
《…そんな…、笑うとこ…っ?》
律は、笑いを堪えながら…
「アンタ、面白いね…」
「…面白い…っ?」
《…別に、笑わせるむもりなんて、ないのに…っ!
なんで、そんなに笑うの~…っ?
なんか、イヤ~……っ!
穴があったら、埋めて欲しい。。》
が、その律の笑顔に、胸の鼓動が早まっていくのを感じた…
「お前ら、ほんと、仲良いよな? 大丈夫か?
可愛い三枝がオトコ女の渡瀬に狙われてんの?」
と、やや頬を引きつらせながら言った悠斗に、瑠奈は悠斗を睨みつけながら…
「友達だもん。当たり前でしょ!
美結は、可愛いから…アンタみたいなヘンタイに触らせない為よっ!」
「何だよ、ヘンタイって…人聞き悪~…! 俺は、普通に可愛いから、【可愛い】って、感想を述べてる迄っ!
律も、そぅ思うだろ?」
悠斗は、すぐ傍にいる律に救いを求め…
「うん、まぁ…可愛いんじゃない?」
《一般的に…》
と、やや無表情で応えていた…
「違うっ! 俺が言いたいのは、俺が【ヘンタイ】か、そうじゃないか?だょ…」
「悠斗…、俺から見ても…悠斗は十分、ヘンタイだと思うよ?」
律は、そぅ言い残し…美結と瑠奈の横を通り過ぎて行った…
「ちょっと、待てっ! 律…っ!」
悠斗は、慌てて律を追いかけていく…
「ねぇ、いま…美結のこと、【可愛い】って、言ったよね?」
瑠奈は、自分より小柄な美結の顔をのぞき込むように言った…。。美結の表情は、耳元まで紅潮していた…
瑠奈の言葉に、何度も…頷き返し…
「う~ん、でも…一般的な…イヌネコが可愛いって意味と同じ…? あの言いぶりは?」
と、続けた…
美結は、パッと顔を上げ…
「そうか! イヌネコと同じレベルか!」
「美結っ! イヌネコから人間にならなきゃね!
【可愛い】とは、思ってくれているんだからっ! 進化しなきゃ! 大丈夫よっ!」
「そっか! 瑠奈ちゃん、頑張って人間になるよ、あたしっ!」
と、機嫌よく笑顔になった美結に、瑠奈は安心した。。
《何故、笑う~?》
吹き出した…と、同時に。。笑いだした律…
「後ろに目って、ある訳ないじゃん?」
「…あ。。」
《…そんな…、笑うとこ…っ?》
律は、笑いを堪えながら…
「アンタ、面白いね…」
「…面白い…っ?」
《…別に、笑わせるむもりなんて、ないのに…っ!
なんで、そんなに笑うの~…っ?
なんか、イヤ~……っ!
穴があったら、埋めて欲しい。。》
が、その律の笑顔に、胸の鼓動が早まっていくのを感じた…
「お前ら、ほんと、仲良いよな? 大丈夫か?
可愛い三枝がオトコ女の渡瀬に狙われてんの?」
と、やや頬を引きつらせながら言った悠斗に、瑠奈は悠斗を睨みつけながら…
「友達だもん。当たり前でしょ!
美結は、可愛いから…アンタみたいなヘンタイに触らせない為よっ!」
「何だよ、ヘンタイって…人聞き悪~…! 俺は、普通に可愛いから、【可愛い】って、感想を述べてる迄っ!
律も、そぅ思うだろ?」
悠斗は、すぐ傍にいる律に救いを求め…
「うん、まぁ…可愛いんじゃない?」
《一般的に…》
と、やや無表情で応えていた…
「違うっ! 俺が言いたいのは、俺が【ヘンタイ】か、そうじゃないか?だょ…」
「悠斗…、俺から見ても…悠斗は十分、ヘンタイだと思うよ?」
律は、そぅ言い残し…美結と瑠奈の横を通り過ぎて行った…
「ちょっと、待てっ! 律…っ!」
悠斗は、慌てて律を追いかけていく…
「ねぇ、いま…美結のこと、【可愛い】って、言ったよね?」
瑠奈は、自分より小柄な美結の顔をのぞき込むように言った…。。美結の表情は、耳元まで紅潮していた…
瑠奈の言葉に、何度も…頷き返し…
「う~ん、でも…一般的な…イヌネコが可愛いって意味と同じ…? あの言いぶりは?」
と、続けた…
美結は、パッと顔を上げ…
「そうか! イヌネコと同じレベルか!」
「美結っ! イヌネコから人間にならなきゃね!
【可愛い】とは、思ってくれているんだからっ! 進化しなきゃ! 大丈夫よっ!」
「そっか! 瑠奈ちゃん、頑張って人間になるよ、あたしっ!」
と、機嫌よく笑顔になった美結に、瑠奈は安心した。。