たとえあなたが居なくても·····
プロローグ
「ただいま電話に出ることが出来ません」


私の彼氏が電話に出ない。


((ピーポピーポー


遠くから救急車の音が聞こえてくる...



いや...まさか...そんな...


ねぇ...私を...置いてかないで...






「はあ!」


気が付いたら、自分の部屋に居る。


どうやら夢で過去の事を見ていたよう。


夢に出てきた彼は今この世に存在しない。


この話の始まりは中学時代までさかのぼる。
< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop