たとえあなたが居なくても·····
中学生時代

中学一年-Chugakuitinen

私は、中端 菜実。


私は、ある中学校と、ある中学校が統合した中学校に入学した。

私は、強度の人見知りで最初はクラスに馴染まなかった。

家庭訪問で担任の先生が、
「菜実さんの今の席男子に囲まれて退屈そうで...来週辺りに、席替えをしようと思うので安心してください。」


担任の先生は優しくて、いつも生徒に寄り添ってくれた。


それよりも、来週辺りやる席替えで私の運命が変わった。


翌週になると、遂に席替えが行われた。


保育園から一緒だった子と席が近ければいいなぁと思っていた。
そしたら見事に私の斜め後ろにその子がきた。
その子の名前は、笠畑 遥乃。私にとっては、大好きな親友だ。でも、面白いけど、勉強や運動はとても良い。最高な親友だ。


人見知りだったから、周りの人の顔をほとんど見ていなかった。


だんだんクラスに馴染んでいって、周りの席の子とも馴染んできた。



徐々に、前の席の男子がカッコイイと思えて来た。


それは「恋」だった。



何となく「好き」という感じだった。



小学校の時まで、人数が少なかったから恋なんかしたことも無かった。


6月下旬になってくると、この「恋」がエスカレートしていき席が離れてしまっても彼の事を見ていた。


彼の名前は、西条 康也。陸上部で、背が高くて、顔も良くて、もちろん運動神経が良くて、頭も良かった。あとは、リーダーシップがあった。小学校の時に児童会長やっていたらしいから、そりゃリーダーシップなんて当然のことだろう。


でも、片思いは結構キツイ。いつか告白する日が来るだろうかー。

それが現実に来てしまった。


私は吹奏楽部に入部し、7月の下旬に夏のコンクールが行われた。
結果は惜しくとも銀賞で終わった。


だか、その後の帰り道のバスで、毎年恒例の恋バナが行われた。


私は、正直に康也君の事が好きと言ってしまった。


これで、私の運命はほぼ黒まみれになってしまった。


バスの中に、友達の好きな人を奪う最低最悪な性格が悪い同じパートの子がいたから。その子の名前は、熊原 弥由。明らかに、性格がみんなから嫌われるタイプだ。


こうなると、告白しないと、弥由に康也君を奪われていしまうから。

というか、私は、自分の噂話を他人が話されているのがとても胸に突き刺さるから、早く告白してハッピーエンドにしたかった。



次の日になると、地元でお祭りが行われた。


一緒に行動をする子は、もちろん遥乃。あとは...当時弥由と仲が良かったため、弥由も一緒に行った。








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