アニオタ×アニオタ無邪気な貴方に恋をした
「おはよ、結花」


私の美優の挨拶を軽くかわし、本題に入る


「あのね!冬アニメき○ら作品が〜・・・」


「うんうんそっか。聞かれてるよ?」


その言葉にハッとし後ろをみると高坂くんが頷きながら私の話を聞いていた。


「ギャッ!?、、、あ、高坂くん?どうしたの、、、?」


「水無月あのアニメ知ってんの?アレちょーオモレーよな」


「あ、うん。そーだね原作がうんぬんかんぬん、、、」


かなりマニアックなことを話したつもりだが高坂くんは


それに動じず私の話についてきた。


「水無月そのアニメも知ってんのか隠れ神アニメだよな」


とニカッと笑った。


「、、、楽しいかも」


現実世界で異性と話すのはそこまで好きじゃなかった。


苦手だし、地味で話掛けられないから。


でもこの人とアニメの話をするのは楽しい。


美優がわからない話題も何食わぬ顔でついてくる。


こんなに異性と話したのは初めてだーーーー

・・
異性の友達もいいかもな。


この頃はそうとしか思ってなかった。
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