ただ愛してるだけ
リビングに来た慶人君は、私が寝ていたソファにゆっくりと座った。
「……迷惑だった?」
彼の声が、微かに震えていた。
「ううん。まさか、本当に来てくれるとは、思ってなかったから。」
時計を見ると、22時を超えていた。
「行くって言ったでしょ。」
「そうだけど。」
「なに?」
彼は立ち上がると、私の側に寄って来た。
「昨日の今日で、早いと……思わない?」
「別に。恋愛って、時間は関係ないと思うよ。」
近くにあった壁に、手を当てて私を見降ろす彼に、また胸がドキドキしてきた。
「それとも、焦ってるのかな、俺。」
「えっ?」
「ずっと好きだったから、このチャンス、逃したくないって。」
すると彼の唇が落ちて来て、重なる前に止まった。
「……迷惑だった?」
彼の声が、微かに震えていた。
「ううん。まさか、本当に来てくれるとは、思ってなかったから。」
時計を見ると、22時を超えていた。
「行くって言ったでしょ。」
「そうだけど。」
「なに?」
彼は立ち上がると、私の側に寄って来た。
「昨日の今日で、早いと……思わない?」
「別に。恋愛って、時間は関係ないと思うよ。」
近くにあった壁に、手を当てて私を見降ろす彼に、また胸がドキドキしてきた。
「それとも、焦ってるのかな、俺。」
「えっ?」
「ずっと好きだったから、このチャンス、逃したくないって。」
すると彼の唇が落ちて来て、重なる前に止まった。