携帯メールに恋して
朗(あきら)に、ふとんをかけて、ふぅとため息をついて「どうれェはじめるかなぁ~」と、太ももをポーンと叩いて立ち上がり、携帯電話と取説を取りに行った。
メルアドをまだ、決めてなかったのどうしようかな~このままでも…いや、初期設定のままだとメルアドをメール交換で教えるには長すぎる。
何にしようかと考えるのは楽しかった。「自分の名前と誕生日、ダメダメ個人情報漏洩はいけません」独り言を言いつつ、笑っていた春美。
父親を亡くして以来、涙に明け暮れていた春美にとって、久々の笑い。その時、ビビっと「この携帯電話が私を救ってくれるかも…」と直感した。
メルアドをまだ、決めてなかったのどうしようかな~このままでも…いや、初期設定のままだとメルアドをメール交換で教えるには長すぎる。
何にしようかと考えるのは楽しかった。「自分の名前と誕生日、ダメダメ個人情報漏洩はいけません」独り言を言いつつ、笑っていた春美。
父親を亡くして以来、涙に明け暮れていた春美にとって、久々の笑い。その時、ビビっと「この携帯電話が私を救ってくれるかも…」と直感した。