きっとこの恋がいつか

その日の夜、わたしはお風呂に浸かりながら
今日のことを振り返った。



霜ヶ野一丁目、バス停の名前が頭から離れない。
あの人はいつもあのバス停からバスに乗るのだろうか、


その夜わたしは久しぶりにほほが緩んだ。
こんな感情久しぶりだ。


一目惚れー。

その日から頑張れる理由をわたしは見つけた。


わたしの仕事は変則
夜勤もあれば日勤もある、そのなかであの人に会える確率は
どれくらいなのだろうか。




色々な想像を膨らませる度にわたしは
1日の疲れを癒すことができた。

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