星と太陽に魔法の歌を
「千晴、久しぶり~」
俺が高校2年生の冬休み。いつものように街を歩いていると、懐かしい姿を見かけて俺は立ち止まった。
「久しぶりじゃん。深冬」
俺は、深冬に笑いかける。深冬は「元気だった?」と微笑んだ。
「うん。元気!…深冬は何で来たの?」
「遊びに来たの。冬休みだから」
「そっか。あ、もうすぐ魔法学校で冬祭りあるんだけど来る?」
俺は、深冬に問いかけた。深冬は「冬祭り?行きたい」と言う。
「…分かった!」
俺は日付を伝え、2人で待ち合わせ時間や場所を決めた。深冬は「初めて行くけど、楽しみ!」と珍しくはしゃいでいた。