果てしない運命の先に
「私、今付き合っている人がいて…」

ーグサッ。
私は鋭い矢を撃たれた。

「その人と、あの…、ずっと一緒にいられますか?///」


今だけここからいなくなりたい。そう思った。
占い師さんは私をちらりと見る。
きっと彼女は何もかも分かっている。

さっきより雰囲気が少し悪くなったことに気がついたマヤは
「ちょっと、ユメ〜!!そういうのは私たちが
いないとこで聞かなきゃでしょ?!」
と、その場を和ませた。
ありがと、マヤ。



私はあの日のように、またマヤに救われた。





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