果てしない運命の先に
「あの、、ちょっと待ってください!その、“その日”って
いうのは一体いつのことですか?」
私は彼女に質問する。
「“その日”は、突然訪れる。この星の神秘の日。
月の分身が地表に現れる日。」
そう彼女は答えた。

月の分身…私は正直、その答えを信じられなかった。
そもそも月が地表に現れるのも疑っているのに…。

「あなたが疑うのも無理はないわ。でも、これだけは
知っていて欲しい。あなたはその日、その運命の人と
月の分身を見つける。でも、その時に懸かっているの。
あなたと、運命の人との、、彼との運命が。」
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