Dangerousな女の子
呆れた顔の先生、不思議だよなぁなんて独り言を言っては授業に戻った



まぁ、寝た分人並みには頑張ってるからか…


「ね、河西」


突然隣の男子、河西奏人(かわにしかなで)に話しかけた

「は!?なにっ?!」


何故か凄くびっくりした様子で目を丸くしてた


「そんな、驚かなくてもいいじゃん」



「いや、ほぼ話しかけないじゃん葉隠って」


んー…確かに中学が同じであっても…私から喋りかけないっちゃかけてないな…


「そか…まぁ、そんなことはどうでもいいんだけど」


「どーでもいいだと?!」



「あのさ、さっき私を起こした?」


「スルーかよ…、ってえ?いや…起こしてないけどなんなら寝てたしな」


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