Diary



…待って。

今の、聞かれた?

どうしよう…この家のみんなにバレたらまずいことを呟いてしまった。


顔から血の気が引いていく。



「菜穂、入ってもいい?」


ドアの向こうから聞こえてきた声は、























お母さんの声だった。


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