Diary
「俺だったらこんな顔させないんだけど」
「そんな、急に言われても…」
「いや、返事は急がないからさ、俺のこともちゃんと考えてほしいなって」
「わ、わかった…」
そんな、まさか茶髪でいつもはしゃいでてテンションの高い後輩が私のことを好きだなんて。
全然そんな素振りなかったのにな…。
え、ええ…。どうすればいいの…?
私はしばらくその場でボーッとしていた。
気づいたらいつの間にか彼の姿はなかった。