【桃・超短編】反対の京言葉(洗脳夢より)
キスは嫌と言っても
「私の事はもうほっといて」
と小柄で着物姿の女性が言う。

本命の男性にそんな事言って大丈夫なのか?
と、他人事に焦る私。
その旨伝えると

『意味が反対だから、此で良いのよ』と女性

「ごめんなさい」を言わない選択より「ごめんなさい」を何度だって言う選択の方が良いと彼女は言ってたっけ・・・


本当か?と心配してたら

「大好きだよ」と男性が女性を抱きしめた。
こっそり私にピースする男性の胸の中の女性。

ごちそうさまでしたと私は両手をあわした。



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