俺の物語
墓からバイクまでの間、
ひかりは俺に聞いた、

「お父さんとお母さんに何を話したの?」

本当に何も話しちゃいなかっただけに少し考えた、
その時の俺が思っていた事をひかりに言った。

「真実は必ず俺が見つける」

「真実?それって、、」

「あぁ、親父と母さんが死んだ真実だよ」

「そっかぁ、、夏希、無理はしないでね?」

「あぁ」

ひかりは俺を案じてくれてるのはわかった、
だけど、、
これをちゃんと知らないと俺は前に進めない。

「ひかり」

「え?」

バイクまで戻ったからメットを投げた。

「ちょっと!急に投げないでよ!」

「はいはい。」

「もー!」
俺達は霊園を後にした。
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